そもそも、アロマクラフトってなに??
エッセンシャルオイル(精油)を使って、手作りの化粧品や日用品を作るクラフト活動のことです。
香りや植物の自然の力を活かし、石けん、キャンドル、クリーム、ルームスプレー、お香、バスボムなどを自分の好みや目的に合わせて作成するのが一般的です。アロマテラピーの一環としてリラクゼーションや健康維持を目的に行われることも・・・♡
私も精油の香りに引き込まれ、生活に好きな香りを取り入れようと始めたクラフト活動ですが、遂に✨アロマクラフトマイスター✨という資格まで取ってしまいました!!
ここでは、実際にアロマキャンドルを作る時に使用するワックスについて、代表的なものをいくつか紹介していきたいと思います。
1、アロマキャンドル・・・ペレット状のワックスを購入し、溶かして固めるだけなのですが、ワックスに色々な種類があるので購入時には少し悩むかも。。。以下、ワックスについて説明します。
・パラフィンワックス:石油を原料としているパラフィンワックスは、安価で安定的に生産できるため、最も流通しているワックスです。コンテナキャンドル、ピラーキャンドルに限らず、さまざまなキャンドルに使われています。融点は47~69℃と幅広く、55℃、58℃、62℃など、融点別に販売されています。加熱後に覚めて固まるとき、空気に接している部分に、収縮によって大きなくぼみができるため、気になる場合はリモールドの方法で埋めましょう。 また、石油が原料であるパラフィンワックスは炭素を含むため、ソイワックスやパームワックスに比べて黒煙が出やすい特徴があります。
・ソイワックス:大豆を原料とする植物世ワックスで、融点は38~55℃で低めです。したがって、比較的低い温度で精油を加えられるため、製作中の方向性分の揮発が他のワックスよりも少なく、香りの豊かなアロマキャンドルを作ることができます。また、ソイワックスは炭素をほとんど含んでいないため、黒煙が出にくいという特徴もあります。 いくつか注意すべき点もあるので紹介します。 まず、ソイワックスはパラフィンワックスなどより温度変化に弱く、固まった後でもひび割れを起こすことがあります。この場合は、粘りのあるミツロウを混ぜて作ると、ひび割れが抑えられます。また、パラフィンワックスと混ぜると分離することがあるため、固く仕上げたい場合も、ミツロウを混ぜて作るといいかも・・・。 ソイワックスは、大きく分けると融点の違いで、ソフト、ハードの2種類があります。広く流通しているのはソフトの方ですが、融点が40~52℃と低く溶けやすいため、ピラーキャンドルには向いていません。ハードの方の融点は55~60℃程度のものが流通しています・ソフトよりはピラークアンドルに向いていますが、ミツロウと混ぜて固めのキャンドルにすることをおすすめしています。(燃焼中にプールが広がりやすく、溶けたワックスが流れ出てしまうことがある) 近年、ソフトよりも融点の低いクリームタイプが流通しています。38℃で溶けるため、夏は置いておくだけで柔らかくなります。また、柔らかく流動する特性があるため、収縮が目立たないのも特徴です。ワックスを流し込んだ際に、収縮による容器からのはがれが起きにくいので、ガラス製などの中身が見えるコンテナキャンドルに向いています。
・ジェルワックス:石油由来のワックスです。ジェルワックスは透明で弾力があり、個体の状態でもやわらかいことが特徴です。ワックスの中に花材を入れるなど涼やかな印象のキャンドルを作る事ができます。融点は72~85℃で、72℃、78℃、85℃などの規格があり、高温で溶かす必要があるためやけどに注意です! また、高温のワックスに精油を加えると製作中に揮発が進んで香りがとんでしまうので、ジェルワックスはアロマキャンドルには向いていません。 石油を原料としているので、炭素を含含み黒煙が出やすいという特徴があります。またほかのワックスと比べて芯の吸い上げが弱いです。 透明なワックスなので2食にするなど造形の幅が広がるが、容器に入れる必要があり、型から外して使用する場合には向かないです。
・蜜蠟:名前の通りミツバチの巣から採れる天然のワックスです。融点が65~70℃で、粘り気が強く、キャンドルに火を灯すと独特の香りがします。未精製のもの(黄色)と精製されたもの(クリーム色)があり、キャンドルを着色する場合は精製されたものを選びます。ソイワックスに混ぜると強度が増し、ひび割れの予防にもなります。
ここまで紹介したワックスについてまとめた票です。ご参考までに・・・
さてここまでワックスについての説明をしましたが、添加剤についての説明もしておきます。
・マイクロワックス:融点は70℃。パラフィンワックスに添加することで、気泡を軽減したり、粘り気ややわらかさ、ツヤを出したりします。添加すると、ワックスが白っぽくなるのも特徴です。パラフィンワックスの5~20%の量を使います。 ・ステアリン酸:融点は60~62℃。パラフィンワックスに添加することで、ワックスの収縮率が上がり、型から取り出しやすくなります。ただし、ステアリン酸はシリコンを溶かす性質があるため、シリコン製のモールドを使って作るキャンドルには使用できません!!パラフィンワックスの5~10%の量を使います。
ワックスだけで色々種類がありましたね・・・それぞれの特徴を踏まえて作りたいキャンドルに合うものを探していきたいですね♡
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